戸締りに助けられたというリアルな怖い話
幽霊ではなく、人の怖い話。
私には、癖があった。
家に帰ってきた瞬間に鍵をかけるという癖だ。
今は一人暮らしをしているのだが、マンションの部屋に入ってから、扉が閉まった直後にすぐに鍵をかける。
もう、閉まりきったかきってないかくらいのタイミングで、すぐに鍵をかける。
これがいつの間にか習慣になっていた。ある日のこと。
その日もいつもと同じように、家に帰った瞬間に鍵をかけた。
そうしたら、私がカギをかけたのとほぼ同時に、ドアノブを誰かがガチャガチャした。
驚いて、ドアの覗き穴から外をうかがって見ると、そこにはホームレスのような風貌のおじさんがいた。
本当に怖かった・・・