現実的な恐怖体験 ガソリンスタンド
おととしに、逗葉地区で体験した話。
前に乗ってた車の末期、ラジエータがいかれてしまい、水温計振り切る寸前でスタンドに持って行った。
液漏れもしていて、少し煙も立ち上ってる状態。
もうちょっとでディーラーがあるから、ガスを入れる代わりに、しばしの間熱さましと液を補充してもらうことにした。
スタンドのバイトの兄ちゃんは言った。
「俺見ますよ」
「ディーラーに持ってくからいいよ」
「大丈夫っすよ。見ます」
そこまで言うなら、という感じでオイラは待合室へ。
そこでボーっと見ていたら、バイトの兄ちゃんは何を考えてんのか、いきなりラジエータのキャップを・・・
止めることもできないまま、3メートルくらい吹き上がる沸騰したクーラント液。
その場は、騒然となった・・・
バイトの兄ちゃん、ほっぺたの皮がでろーん状態・・・。
メガネをしてたのが、不幸中の幸いだった。
「すんません、すんません」
と言って俺のところに謝りに来たけれど、こちらとしては
「そんなことより早く病院行きなよ」
という感じ。
金払うと言っても、ガソリン代と洗車代を無料にしてくれた。
なんだか申し訳ない気持ちになってしまった。
あの兄ちゃんヤケド治ったかな?