都市伝説 記念のテレフォンカード

都市伝説 記念のテレフォンカード

都市伝説 記念のテレフォンカード

その日は、高校の卒業式だった。

仲良しの3人組は、高校の卒業記念に、なにか思い出になることがしたいと考えていました。

そこで思いついたのが、3人の写真をテレフォンカードにしようということでした。(当時は携帯が普及する前だった)

早速、3人で写真を撮ると、専門の店に持って行きテレフォンカード化しました。

「これは、記念品なんだから、絶対使うなよ!」

これが、この日の約束。

その後、会社に就職したB君。

ある日のこと、会社の飲み会で帰りが遅くなってしまいました。

家に、連絡しておかなければ親が心配するので、一本電話をしておくことにしました。

ただ、財布の中には小銭が全くなく、あったのは3人で作った記念のテレカだけ。

「絶対に使わない」という約束でしたが、あまり深いことを考えずにBくんはそのテレカを使ってしまったのでした。

次の日。

Bの自宅の電話が鳴りました。

出てみると、友達のA君の両親でした。

泣いているようです。

なんでも、昨日の夜、工事中のビルの下を通りかかったA君に足場の鉄パイプが落下してきて、彼の額を貫いた事故があったそうなのです。

即死だったようです。

A君は、仲良し3人組の1人。

B君は、彼の悲報を信じられずにいました。

とそのとき、一本のキャッチが入りました。

出てみると、受話器からは工事中のような音が一瞬聞こえたと思ったら、突然

「記念品だから使わないって約束しただろ!」

という、A君の声がしたのです。

彼は死んだはずでは・・・?

B君は、すぐに電話を切り、昨日自分が使ってしまったテレカを見てみると、ちょうどA君の写真の額の部分にテレカを使用した際に空けられる穴がポッカリと空いていたのです。

スポンサーリンク