恐怖を経験 陰口と死んだ友達の亡霊

恐怖を経験 陰口と死んだ友達の亡霊

恐怖を経験 陰口と死んだ友達の亡霊

中学生のときの話。

友達2人と私の計3人でお泊り会をした。

私たち仲良しグループは、全員4人だったんだけど、そのときは1人お泊り会にはこれなかった。

来なかったこの名前はユカ。

ユカは、控えめな子でよく言えばおとなしくて、悪く言えばウジウジしたタイプ。

お泊り会の最中、1人の友達人が、

「ユカってだるくない?」

と悪口を言い出した。

とくに、ユカが特別ムカつくとかではなくて、単なるいない人の愚痴程度だった。

でも、それにつられるかのようにもう1人の友達もユカの陰口を言い出した。

その場は、だんだん愚痴が愚痴を呼びヒートアップしてしまった。

私も、それらを聞いているうちにだんだんユカが本当に嫌なこのように思えてきておかしなイライラが湧き起ってきた。

そんなときだった。

突然私の携帯が鳴り、出てみると親からだった。

「あのね。驚かないでね。ついさっき、ユカちゃんが。。。。」

事故で亡くなったというのだ。

信じられなかった。

このことを、その場にいた友達2人に話したが、信じてもらえない。

まさか、友達が死ぬだなんて夢にも思っていないようだった。

でも、私が泣き出したことで、ようやく信じたようだった。

正直に言って、最悪の気分だった。

私は、亡くなったこの悪口言っていたのだ。

なんてことを・・・

ここの中で必死に謝罪した。

私たちは、そのままみんなで泣いて、泣き疲れたからかいつの間にか眠っていた。

ドンドンドンドン

窓を叩く音で、目が覚めた。

ドンドンドンドン

何の音だろう?

私は、怖くなってそばで寝ていた2人の友達を起こした。

ドンドンドンドン

ユカかもしれない。

そんなことを思ったら、気が狂いそうなくらい恐ろしくなった。

「ユカ、お願い許して・・・」

私が言葉にすると、友達も泣きながら謝っていた。

しばらくすると、音は止みユカが許してくれたのかもという希望がわいた。

でも、今度は別の方向から

ガガガガガガガ

と何かを爪で引っ掻いているような音が聞こえた。

あまりに怖くて、私は気絶してしまった。

気が付いたとき、時刻は朝の8時だった。

そして、窓を見て凍り付く。

窓には、人の手の跡がびっしりとついていたのだ。

それだけではない。

その部屋の机(友達の部屋の机)には、コンパスがグサリと突き刺さっていて、その横には

オ前ラ呪イ殺ス 忘レタ頃ニ気ヲ付ケロ

と殴り書きされていたのだった。

私たちは完全に怯えてしまいユカの葬式には行けなかった。

後日、ユカの家の仏壇の前で手を合わせ必死に謝る。

お祓いもしてもらった。

このことは、今後も絶対に忘れられない。。。。

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