怖さ控えめな怪談 古いアパートの井戸の写真

怖さ控えめな怪談 古いアパートの井戸の写真

怖さ控えめな怪談 古いアパートの井戸の写真

20年以上前の話。

当時、古いアパートを借りた。

アパートの庭には、気味悪い井戸があり、少し抵抗があったのだけど家賃が格安というところに惹かれてそこに住むことにした。

部屋を借りてすぐのこと、部屋に備え付け的な箪笥があって、その箪笥の奥に封筒が、ベッタっと張り付いてた。

封筒の中を見てみると、庭の井戸の写真が無数に入っていた。

井戸の写真なんかをこんなに撮るなんて物好きもいるもんだと、パラパラと眺めていた。

最後の1枚で、手が止まってしまった。

これだけいやに黄ばんでいる。

何が写っているのかよく分からないけれど、井戸ではなさそうだし、どうも様子が変な気がする。

よく見ると・・・・それは人間の目を撮影したものだった。

眼球をカメラで撮ったもので、真っ黒い目だった。

撮影者が、自分の目を見開いて撮ったのだろうか・・・?

いったい、なんの目的なのだろうか。

とにかく不気味で、とっさに破り捨ててしまった。

その後、井戸の中は覗かないようにしたまま、引っ越した。

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