幼少から続いてる恐ろしい体験

俺「おい、、、A男」

A男「ん?」

俺「いや、、、なんでもない」

A男「そうか、、、」

まさかな、、、あのC菜がな、、、
きっとそのうち

いやー!遅くなってごめーん!とか言って学校にやって来るさ、うん、きっとそうさ。

俺もA男も漠然とした不安を抱えながら、日々を過ごしていき
遂には一ヶ月とちょっとが過ぎた

俺「A男さ、、、」

A男「うん」

俺「今日さ、C菜の面会に行こうと思うんだ、一緒に行こうぜ」

A男「俺も今日、誘おうと思ってたんだ」
俺達は、ついに行動に移した。例えようのない不安を抱えながら、C菜の病院へと向かう。

俺「えっと、、、Nさんに面会に来たんですけど」

受付嬢「はい、えっと506号室ですね」

俺「え?あ、はい」

何故だか知らないが病室が変わっており、俺とA男は5階へと向かう。
病室の入り口へと着くと、表札の札にはC菜の名前しか無かった。どうやら一人部屋らしい。

病室に入ると、カーテンが掛かっており、イスには一人のおばさんが座っていた。

俺「あ、あれC菜のお母さんじゃないか?」

A男「あ、ほんとだ」

C菜の母親とは数回しか会ったことはないが、俺達のことは覚えていてくれたらしい。こっちを振り向いて、声を掛けてくれた。

C菜母「ああ、俺君とA男君、C菜に会いに来てくれたのね」

C菜の母親は、かなりやつれており、目の下にも大きなクマが出来ていた。

俺「はい、C菜いますか?」

C菜母「ええ、C菜、お友達が来てくれたわよ」

そういってC菜の母親は、カーテンをめくった。
そこにC菜は横になっていたのだが、俺達は、あまりの異様さにギョッとした。

C菜は全身が管だらけだった。顔もゲッソリとしており、風が吹けば飛ばされるんじゃないかというくらい、痩せてしまっていた。

C菜「あ、、、来てくれたんだ」

俺「・・・・・・・・」
あまりの異様さに俺は声が出なかった。

A男「お、おう!な、なんかすげー痩せちまったな!」

C菜「うん、好きなものとかも食べられないんだよね」

A男「ま、まあ学校に戻って来たら、また駄菓子たらふく食おうぜ、な、な、、、」

やはりと言うか、流石のA男もあまりの異様さにたじろいでいる様子だ。

その後は、学校でどうだったーとか、最近のテレビだどうだーとか、話をしたが、よく覚えていない。

C菜母「ああ、そうそう」

黙って横で話しを聞いていたC菜の母親が口を開いた。

C菜母「皆の写真を撮って良いかしら」

俺「はい、良いですけど」

A男「ええ」

何故このタイミングで写真?と思ったが素直に従うことにした。

C菜母「じゃあ撮るわね、はい、チーズ!!」

皆で一斉にピースサインをした瞬間、シャッターが切られた。

C菜母「じゃあ、現像出来たらみんなに渡すわね、C菜、お母さん用事があるから、また明日来るわね、二人とも来てくれてありがとう」

かなり急いでいるのか、C菜の母親は慌しく病室を出ていった。残されたのは俺達3人。
しかし、C菜の雰囲気のせいか、これ以上話ても会話が盛り上がらないことは明白だったので
俺達は暇をすることにした。
俺「じゃあ、俺達も行くね」

A男「ああ、またな」

C菜「あ!待って!!」

俺「ん?」

C菜「ずっと、、、一緒に居てくれるよね?」

俺「勿論だろ、俺らは友達だぜ」

A男「だな、退院したら色んなトコ遊びに行こうぜ!!」

C菜「うん、ありがとう!絶対だよ!!」

C奈は顔中で喜びを表していた。

そして、一週間が過ぎたある日、ついにその時がやって来た。
朝のホームルームの時間。

先生「大変、悲しいお知らせがあります、C菜さんが亡くなりました」

俺&A男「!!!」

C菜が死んだ、、、言葉の意味は分かっていても、頭が追いつかない。
あんな姿になっていても、やはり心の中では、また学校に戻って来るという希望があったのだろう。

先生「先生もとても悲しい、悲しくて悲しくて仕方が無い」

嗚咽を漏らしながら、話し続ける先生。
クラスの皆も泣いていた。しかしなぜか、俺は涙は出なかった。

その後のことは、あまり覚えていないが、俺とA男はC菜の葬儀に参列することになった。

俺とA男も抜け殻のように葬儀の日までを過ごし、当日にC菜の葬儀へと向かった。

大人の見様見真似で焼香を済ませ、C菜の母親に挨拶をした。

C菜母「本当に、、、俺君とA男君にはC菜がお世話になったわね」

俺「いえ、、、そんな」

A男「・・・・・・・」

C菜母「そうそう、これ、病院で撮った写真ね」
C菜の母親は喪服の間から、二枚の写真を取り出した。

C菜母「どうか、これを持ってC菜の分まで生きて頂戴」

俺はそれを受け取った瞬間に、涙が溢れ出た

俺「ウェッ・・・ひっくひっく」

A男「・・・・うぅ」

A男も少しだけだが泣いていた。

俺もA男も写真をしまい、葬儀場を後にした。

友人の死は、こどもながらに、かなりショックであり、しばらくは沈んだ日々を送っていた。
それでも徐々に日常を取り戻し、俺もA男も二ヶ月が経つ頃には新しい友人も増えて、普段通りの生活を送れるようになっていた。

そんなある日、俺は恐ろしい夢を見た。

霊的なやつ?怖いはなしならトイレ行けなくなるから見るのやめるは

空気が重く沈んだ空間に俺は居た。しかし、そこがどこなのか分からない、足が地面に着いているのかも分からない。辺り一面、どす黒く、先が見えない。
歩けているのか、歩けて居ないのか分からない状況だったが、俺は先に進んだ。

そこうしているうちに、後ろに気配を感じた。

振り返ると、頭を下げて俯いた少女が、かなり俺の近くに立っていた。

あれ?C菜!!C菜じゃないか!!

特徴のあるくせっ毛に、いつも履いていた靴。
間違いない、C菜だ。

声を掛けようと思ったが、なぜか声が出なかったので、身振り手振りでこちらへと気を引くと
C菜と思われる少女がゆっくりと顔を上げた。

俺「!!!!!!!!」

俺は一瞬にして鳥肌が立った。

そこに居た少女は間違いなくC菜だった、しかし

本来あるはずのもの、目がなかったのだ。

眼球があるはずの部分は空洞となっており、闇が覗いていた。
更には、口も歯と舌が無く、ぽっかりとした空間が広がっているだけだった。

俺「あ、、、あ、、、」

あまりの異様さに身体が全く動かない、逃げ出したいのに、金縛りにあっているのか身体が全く言うことを聞かないのだ。

C菜「・・・・・・・・・・」

C菜が口を開き、何かを言っているが、全く聞き取れない。

俺「何を・・・言ってるんだ」
ひとしきり、C菜が何かを言い終えた後、おもむろに俺の腕を掴んできた。
びっくりするほど冷たかった、夢なのにその冷たさが分かった。

俺「な、何をするんだ!離せ!!!」

C菜「・・・・・・・・・・」

C菜は無言で俺をどこかへ連れて行こうとする、俺は必死に抵抗した。

俺「やめろ!!!」

必死の抵抗のせいか、C菜は諦めたのか、俺の腕を離した。

俺「はあ、、、はあ、、、はあ」

C菜「・・・・・・・・・」

俺「!!!!!!!」

C菜は笑っていた、眼球と口の無い顔で、ニヤリと。

その瞬間、目が覚めた。

起きたのは夜中の3時だったが、急いで母親をたたき起こし、泣き付いた。

母親は優しくなだめてくれた、きっと友人が死んだショックがまだ抜けてないと思ったんだろう。

その後は一睡もすることが出来ず、学校へと行った。

俺「おう、A男おはよう、、、」

A男「ああ、、、」

勿論俺に元気などあるはずもないが、なんだかA男も元気が無いように見えた。

俺「何か元気ないな、どうした?」

A男「・・・・・・」

普段から元気ハツラツのA男、これは明らかに様子がおかしい。

A男「夢を・・・見たんだ・・・C菜の夢を」

俺「え、、、?」

詳しく話しを聞いてみて分かったが、あろうことか、A男が見た夢は、俺が見た夢と全く同じの内容だったのだ。
その事実をA男に告げると、A男はみるみる青ざめていった。

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