生死のかかった本物の恐怖 グリーズリーに追いかけられる

クマと聞くと、「怖い生き物だ」と想像する人はどれくらいいるだろうか?

もしかすると、おとぎ話の中の可愛いクマを想像される方もいるかもしれない。

だが、クマは非常に怖い生き物なのだ。

とくに、ヒグマ(グリーズリー)はとてつもない強さで、人間は逆立ちしても勝てないのだ。

そんなヒグマに追いかけられる青年の実際の映像が残っている。

ヒグマは時速50キロ以上のスピードで走る。

ウサイン・ボルトが時速30キロくらいなので、とてつもないスピードを出せることをお分かりいただけるかと思う。

この青年が、もしもヒグマに掴まってしまったらどうなるのだろうか?

日本では、三毛別羆事件が有名だ。

一頭のヒグマが、人間を食べ物と認識してしまい、次々に人間を襲ったおぞましい事件である。

この事件で、7名が死亡、3名が重傷を負った。

また、海外では、ペトロパブロフスク羆事件が有名である。

2011年8月13日、音楽学校を卒業し、数日前に運転免許も取得したオルガ・モスカヨワ(19)は、
継父のイゴール・チガネンコフさんと一緒に記念のキャンプ旅行に来ていました。
正午頃、川原でイゴールさんが休んでいると、突然、背の高く生い茂った葦の中から巨大なヒグマが
襲いかかって来た。
イゴールさんは抵抗する間もなく一撃で首の骨を折られ、さらに頭骨を圧し割られ死亡。
その継父が殺害される様子を近くの葦の奥で目撃したオルガさんは、直ぐにその場から逃げる事を試みたが、
彼女の存在に気付いたヒグマの反応の方が素早かった。 70ヤード程逃げた地点で、彼女は足を攻撃され
身動きが取れなくなった。 そしてヒグマは彼女の体を下半身から生きたまま喰い始める。

その絶望的な状況下、彼女は手持ちの携帯電話で母親のタティアナさんに助けを求める電話を掛けている。
タティアナさんが電話にでると、
『ママ!! クマが私を食べているの! ひどく痛いよ! たすけてー!!』
という娘のオルガさんの声が聞こえ、当初、母親はいつもの娘の悪いジョークだと思ったものの、近くで
獣の息遣いと、何かを食べる粗食音が聞こえた為に現実を理解し、気が動転しながらも夫のイゴールさんの
携帯電話に掛けたが・・・、この時には、既にイゴールさんはヒグマにの攻撃で絶命している。

タティアナさんは夫が電話に応答しない為、直ぐにキャンプ地近くのTermalniy村の警察に通報、
その通報する最中、オルガさんからタティアナさんに二度目の電話が掛かってきた。
『ママ・・・、クマが戻ってきた・・・・3頭のコグマを連れてきて・・彼らが私を食べているわ・・・』
と弱々しい声で自らの状況を語り、電話が途切れてしまった。
タティアナさんは警察に事情を伝え、救援を急ぐ様に要請し、夫の親族にも様子を見に行って欲しい旨を連絡。
それから数分後、再度、オルガさんからの三度目の着信を知らせる着信音が鳴り響く。
『ママ、もう噛まれていないわ・・。 痛みも感じなくなった・・、今までごめんなさい。凄く愛してる』
と自身の死を悟ったかの様な電話内容であり、この三度目の電話の声が母親が最後に聞く娘の声となった。

最後の電話から約30分後、通報を受けた警察関係者とイゴールさんの兄弟は現地に到着。
彼等が目にした物は、イゴールさんを食べているヒグマの親子と、無残な姿で亡骸と化したオルガの姿だった。
直ぐに、警察は地元のハンター6人にヒグマ退治を依頼したとの事。
出典:http://higumapanasi.blog.fc2.com/blog-entry-8.html

被害に遭われたオルガ・モスカヨワさん。当時19歳。
オルガ・モスカヨワさん.jpg

痛ましい事件である。

最後に。被害に遭われた方々のご冥福をお祈りします。

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