怖い話 究極の選択 彼氏と友達どちらを信じるか

怖い話 究極の選択 彼氏を信じるか友達を信じるか

この話は、かれこれもう20年以上前からある有名な怪談です。

当時から、「本当にあった出来事」として語り継がれています。

夏のある日2組のカップルが海水浴に出かけました。

仮にA君、A君の彼女、B君、B君の彼女とします。

A君はバイクを持っていて一人で乗ってB君は車を、持っていて残りの3人が乗っていました。

日が暮れて、帰る時にふとB君が「競争しようぜ。」といいます。

そこでA君のバイクと、B君B君の彼女A君の彼女の乗る車とでお互いの家まで競争することになりす。

それぞれのカップルは同棲しており、同じアパートで知り合った4人なのです。

先についたのはB君たちの乗る車でした。勝ったのに喜ぶB君のカップルに、A君の彼女は少し心配気味です。

A君はバイクの運転はとても上手いので、本当なら先についていて当たり前なのです。

その日A君は帰りません。

そして次の日、目覚めたA君の彼女は信じられないことを聞きます。

B君とB君の彼女がとても悲しげで不安げな様子で部屋にきています。

「あのさあ・・・」

B君が口を開きます。

「今朝警察から連絡があって、Aのやつカーブ事故で死んじまったらしいんだよ・・・」

「ガードレールに、凄いスピードで激突して・・・・即死だったらしい・・・」

A君の彼女はずっと考えていましたから、万一のこともあるだろうと分かってはいましたが、やはりショックで泣き伏せてしまいます。

しかしB君達がさらに驚くべくことをつげるのです。

さきに切り出したのはB君の彼女です。

2人の体がとても震えているのをA君の彼女は感じます。

「朝・・・連絡があったって言ったじゃない?・・・」

「あのね、驚かないでね、あたし達そのあと部屋に誰か来たの。」

「誰だろうと思って・・・それで誰だ?って聞いたら・・・・・」

『Aだって言うんだよ・・』

B君が割って話してきます。

A君の彼女は何を言っているのか分からず只聞いています。

『悪い冗談だって思って、すぐに怒鳴りつけてやろうと思ったけどあいつがきたの、俺らが電話を受けてからすぐなんだよ・・・だから誰かがふざける余裕なんてねえだろうし・・俺ら怖くて、それで開けらんなかったんだ、そしたらかえってったんだ・・・』

B君たちはA君の彼女にもしもAがきても決してドアは開けるなといいます。

彼らが言うには、自分では死んだと思っていないAが自分たちを引きずり込もうとしていると言うのです。

B君たちが帰った後にA君の彼女はA君との思い出を巡らせ一人泣いています。

その夜。

A君の彼女はドアをノックする音で目覚めます。

「来た・・・」

彼女は必死でそれを無視します。A君はドアを叩きつづけます。

「おい!」「俺だよ!」「ここを開けてくれよ!」

部屋の隅でA君の彼女は必死に耳をふさいでいますが、彼との思い出と懐かしさにたまらず、ドアの方に近寄ります。

「開けてくれよ、俺だよ!」音はドンドン大きくなります。

そっと近づくA君の彼女。ドアごしに見えるA君の影ですら涙が出ます。

気付けばA君の彼女はドアの前に立っています。

ドアを開けそうでした。

しかし、A君は死んでいるのです。

A君の彼女は必死で声を出しました

「・・なたは・・・・・んだの・・・!!」

ノックは大きくなります。

そしてA君の彼女はせめて成仏してほしいと思い、決死の覚悟で一気にドアを開けます。

「あなたはもう死んだの!!!!」

『死んだのはおまえらのほうだよ!!!!』

A君の彼女は気絶していました。

そして、次に気付いた瞬間・・・彼女は治療室のベッドの上にいました。

目の前にはなんと死んだはずのA君がいて、泣いて喜んでいます。

状況が全く掴めない彼女にA君は話しかけます。

「競争して、俺が家に着いても、お前達はぜんぜん来なかったんだよ。」

「それで来た道を戻ってったらお前達の車がめちゃめちゃでさ・・・前の座席に座ってたB達は即死だった・・・」

「でもお前だけは軽傷ですんでたんだよ。でもずっと気を失ってて・・・」

A君の彼女は最初はその事実だけを飲みこんでいましたが、すぐあとにとても恐ろしくなり、ずっとA君に抱き着いています。

即死だったB君たちは、生死をさまよっているA君の彼女を引きずり込もうとして、精神の中に入りこんできていたのです。

あのままA君のよびかけをずっと無視していれば、A君の彼女も死んでいたのでしょう。

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