怖い話 テレビに映った少年の死体

怖い話 テレビに映った少年の死体

もう何年も前のこと。

CSの無料放送の日に、家には両親がいなくて俺だけだった。

当時の俺は、男子高校生。

性的に盛んな時期だったから、コタツの中に入ってグラビア番組を見ていた。

テレビ画面を見ていたら、いつの間にか番組が変わってしまった。

親子と思われる、女性と男の子の映像だ。

二人はなぜだかわからないけれど、口論していた。

口論がだんだんと過熱していき、母親が子供を張り倒した。

倒れた子供を追うような感じで、カメラが倒れた子供の顔にズームインしてく・・・・

そこで気が付いてしまたのだけど、その子供。

顔からして、もう生きていないんだよ。

どう見ても、死んでる感じ。

死んだ子供の顔が俺のことを、じっと見つめてる・・・・

そこで、初めてうわっと思って、目をそらした。

次の瞬間、さっきまで見ていたグラビアの番組に戻っていた。

・・・・・・・・そして、ときは経ち。

このことを、すっかり忘れた大学の夏のことだった。

ある日、お笑い番組を見ているときに、全く同じ現象が起きたのだ。

同じように、男の子が俺のことを生きているとは思えない目でじっと見つめている。

このときも、気が付くといつの間にか、もとのお笑い番組に戻っていた。

こんなオカルト的な体験はあまりないだろうと、周りの友達にいろいろ話して聞かせていた。

すると、ある先輩が

「お前、前に話した話を何度もするな。」

と言ってきた。

そのとき、初めて思い出したんだ。

そうか、俺はこの体験は2度目だということに。

自分でも、なぜ忘れてたのか分からない。

あの男の子が、俺に何を伝えたかったのか?

何となく感じるのは、また俺がこのことを忘れたら、同じことが起こるのではないかと言うこと。

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